還るところ 魂は空へ 体は土へ 生きながら少しづつ地上から遠ざかっていく。 あれ?何しようとしたのかな。 あの人の名前を思い出せない。 老いながら少しずつ地下へと引きずられている。 やだな、皺が弛んできた。 何だか背が縮んできたような。 人はその先を死と言っている。 ただ還るだけなのだ。 tagPlaceholderカテゴリ: